2009年08月19日

平和のための戦争展

毎年、終戦の日前後「平和のための戦争展」が催される。

これは戦争のことを語り継いだり、平和のための活動をしている愛知県内40あまりの市民団体が共同して開催している。
今年で18回目となり、名古屋市公会堂4階で展示された。

「戦友に会いに来た」と入場した高齢の元兵士は、帰るとき「泣けてくるね・・・」と涙ぐんでいた。
展示してある重機関銃を見た人は「これを担いで行ったんだ」と周りにいる人に話していた。




                                                   重機関銃








    焼夷弾

  弾頭は重くて
  持ち上がらなかった






入場する人は戦争体験者が多いので年々高齢になり、杖をついたり、車椅子に乗ってくる人が増えてきた。

それでも、中高生や若い夫婦が幼い子どもを連れて来る姿もある。
これらの若者や子どもたちに、あんな悲惨な経験をすることがないよう願わずにはいられない。


そんな思いで、今年も会場のお手伝いをした。