2009年10月09日

九州の旅6 熊本

阿蘇山、菊池渓谷、鞠智城を経て、この日の夕方、最終宿泊地の熊本に入った。どこへ泊まるかまだ決めていなかったので、車の中から携帯で予約する。
熊本駅でレンタカーを返すので、足の便利なJRホテルにした。


熊本駅前は九州新幹線の
工事中で、多くの店が一時
移転していたので、満タンで
返すためのガソリンスタンドを
探すのに大変だった。





鹿児島中央駅から宮崎、阿蘇を通って熊本駅まで、寄り道も含めて500kmのドライブだった。運転お疲れ様、そして無事故で有難う。


翌日は、夕方空港に行けばよいので、ゆっくり熊本を廻ることにした。
飲酒運転しちゃ ヤダヤダヤダ~」とスイカ(何の関係あるのかな?)の並んだ電車が走っていた。


       


水前寺公園は出水神社の庭園で、池の周りには細川幽斎が皇族に古今和歌集を伝授した部屋や薪能の舞台、富士山を形どった芝生などがある。





      加藤清正が築城した熊本城は、
      本丸御殿が完成して1年経つ。
    
      200万人入場者を祝って道路に 
      ずらっと幟がはためいていた。





本丸御殿に入ったが、とても立派で財政難の折大変だったろうなと思う。職員なのかボランティアなのか、矢がすりの美しい女性が解説してくれた。



戦国の歴史にも現れる加藤家、細川家が居城した熊本城はやはり風格を感じる。一度来たいと思っていたので実現できて嬉しかった。
      




  こうして1週間の九州の旅
  を終え、飛行機から夕日を
  見ながら名古屋へ帰った。




終 り  

Posted by はづき at 10:53Comments(1)
 

2009年10月08日

九州の旅5 鞠智(きくち)城

高千穂峡から南阿蘇へ向かい、この日は休暇村で泊まった。
温泉があり、部屋も良く、料理もおいしくてとてもいいところだった。

  


翌朝、阿蘇山ロープウェイ乗り場に
着くとこんな表示が・・・。
火山ガスも怖いが、すごい強風だった
のでロープウェイがはずれる心配の方
が大きい。
でも、阿蘇山へ登るのを楽しみにして
いたので、がっかりした。







しかたなく、阿蘇山の火山灰が入ったソフトクリームを食べて、走る車の中から噴煙を眺めた。
 


きのうのホテルのロビ-で八角形の塔の写真を見た夫が、そこへ行ってみようと言うので、探し探して着いたのが「鞠智城」だった。
7世紀半ば、「白村江」の戦いで破れた日本が、唐・新羅の連合軍が攻めてくる危険から大宰府を守るため、九州にいくつかの城を築いたが、鞠智城はそれらの城へ食糧や武器、兵士を送るための支援基地となっていた。
発掘調査で発見され、復元されて今は歴史公園になっている。

         防人の兵舎                  米倉


八角形の建物は、「鼓楼」という見張り台で、太鼓で時間や危険を城内に知らせる役目をしていた。
遠くから均整の取れた姿を眺め、近づいて中の柱の作りをのぞきこんだ。1300年も前の素晴らしい建物だ。



予定には全然なかったところを見て、古代の歴史を知るいい日になった。

続 く
  

Posted by はづき at 00:38Comments(2)
 

2009年10月06日

津島の秋祭り

あまのじゃくにも名古屋祭りの日に、津島へ山車祭りを見に行った。

津島に入ると交通規制をしていたので、車で来たことを後悔しながら大回りをして、もろこ寿司を予約しておいた店に着く。
今日は出前の注文が多いのか、客は少ないのに店内は大忙しの様子。甘露煮のもろこを乗せた押し寿司は珍しくて、おいしかった。

      
       


夫が勧めるので、私だけ津島の地酒をちょっぴり頂いた。
店の駐車場に車を置かせてもらい、そこから10分ほど歩いて津島神社へ着く。




境内では市内の生徒が柔道や弓道の技を競っていた。


                              小学校の男の子                                                                 みんなの前で真剣勝負






精神を集中して、20m先の的へ
一人ずつ矢を放つ。
○が出るか、×が出るか?






そのあと、山車が勢ぞろいしている津島駅の広場へ15分ほど歩いて行く。すでに11台の山車が順番にからくり人形の演技をしていた。
 



                                       う~ん、なかなかやるわい。
                                       うちらも頑張らなにゃ・・・





それが終わると今日のメイン「車切」が始まる。山車の前輪を持ち上げ、同じ場所で何回もぐるぐる回転させて競う、町内の威信を賭けた勝負だ。前に人がいっぱい居るので写せなかった。

これを見ている時、すぐ横に居た女性と話しをした。東京から新幹線で一人、この祭りを見に来たそうだ。「お祭り大好きクラブ」という楽しそうな同好会に入っていて、地方の祭りに惹かれるとのこと。81歳と聞いてその好奇心と元気さに脱帽・・・。
半田の山車祭りと東栄町の花祭りを紹介してあげた。




車切が終わると山車は町内の人たちとハッピを着た子どもたちの付き添いで、津島神社まで曳かれて行った。

7月の天王祭りとともに秋祭りは津島の人たちが守り伝えていく大切な伝統行事なのだろう。心に残るお祭りだった。
                           

Posted by はづき at 17:42Comments(2)
 

2009年09月30日

秋のハイキング

ハイキング仲間と恒例の山歩き(池田山 924m)に出かけた。
上天気で暑いくらい。

大垣で近鉄養老線に乗り換える。桑名から揖斐まで走っているこの鉄道は初めてなので嬉しい。
「池野」で降りて、ここから歩き出す。




30分歩くと桜の名所「霞間ヶ渓」へ出るが、今、桜は見られないので登山口から、すぐ登りはじめる。
「ナツツバキの森」の東屋で昼食。ワイワイ言いながら豚汁を作って熱々をいただく。

                       
                               



もう少し登るとハングライダーの基地があるそうだ。
歩いている頭上をグライダーが音もなく旋回していて、操縦している人の姿も見えるが、あちらからは林の中の私たちは見えないだろう。

                               


    道の途中で「アケボノソウ」を見つけ、みんな大喜びした。
          

Posted by はづき at 21:59Comments(2)
 

2009年09月25日

着物をほどく

友人が和服をリホームして、この頃素敵な服を着て、袋物を持っている。今まで洋裁などしたことがない人なのに、楽しくて楽しくてしょうがないそうだ。
「一度、うちへ見に来てごらん。」と誘われたので、お茶菓子を持って訪問した。そのための来客があとから二人来て、4人で半日「作品」を見ながらおしゃべりに花が咲いた。

6年前に引っ越す時、たくさんの物を整理、処分したけれど、どうしても捨てられなくてまだダンボールに2箱、昔の着物が残っていたので、引っ張り出してほどくことにした。
ほどいてみて、その縫い方の丁寧さ、繊細さに驚いた。
表から裏地が2~3ミリ見えるように「きせをかけて」真っ直ぐ、きれいに縫ってある。手縫いなのに、まるでミシンのように細かい縫い目だ。
端にはごく薄く綿が入れられ、ふんわりとした風合いが出されている。


       

ほどいている内に、(これを縫った人はどんな人だったのだろう。年配の人だったなら、もう亡くなっているかも・・・)と考え出したら、ほどくのが申し訳ない気がしてきた。

でも、ダンボールに入ったままでいるより、作り変えてもう一度身に付けたほうが、布を織った人や縫った人には喜ばれるに違いない・・・と思い直した。これからの秋の夜長、何に作り変えようか知恵を絞りながら過ごすつもりだ。
  

Posted by はづき at 17:21Comments(2)
 

2009年09月18日

九州の旅4 宮崎

4日目午後、JR鹿児島駅でレンタカーを借りて今日からは夫の運転・・・。宮崎に入るとフェニックスの街路樹が続き、いかにも南国の雰囲気がする。
    

もう夕方になっていたが、まだ行った事のない私のために、青島の「鬼の洗濯岩」へ連れて行ってくれた。
青島神社の周りにある波状の岩は、幸いにもまだ海水に沈んでいなくて、珍しい風景を見ることが出来た。

   


             青島神社 


                  


                
   ここに1時間ほどいたが
   潮が満ちてきて、帰る時
   には波の下になって
   しまった。





      今夜泊まるホテルには、
      古代神話の壁画が。






翌5日目、この日は高千穂峡から南阿蘇へ向かう。
道路標識に「天岩戸神社」の文字を見つけたので急に寄ることにした。
神話の神楽絵がトンネルにも描いてある。
宮崎のお土産の包装紙には知事の笑顔がついているが、ここ神社の掲示板にも知事がにっこり笑っている。

東国原さん、「宮崎をどげんかせんといかん」と言って念願の知事になったのに、たった1年で「宮崎を変えるには国が変わらなきゃいかん」なんて、ちょっと軽すぎませんか。4年の任期を精一杯努めて、宮崎の成果を見せてくださいよ。





太古の昔、阿蘇山から流れた溶岩が急激に冷やされて出来た柱状節理の断崖が、素晴らしい風景になっている。
少し雨が降っていたが、ボートに乗り下から断崖を見上げた。
二人連れが多いが、女の人一人で乗っているボートもある。カナヅチの私はその勇気に感心する。


     





ボートで30分高千穂峡めぐりを楽しんで、次へ向かった。

続 く  

Posted by はづき at 17:53Comments(2)
 

2009年09月14日

屋久島の自然と観光

世界自然遺産であろうとなかろうと、屋久島に魅力を感じる人は多い。
私も行ってみてその自然の大きさに魅せられてしまった。
もし、これがレンタカーを借りて私たちだけで屋久島を廻ったとしたら、このような大きな感動は得られなかっただろう。
大山さんという優れたガイドさんが一緒だからこそである。

1万4000人が住む屋久島に、今や年間11万もの人が押しかける。
ことに縄文杉のあたりはラッシュ並みのことがあり、生態系への影響が心配されている。大勢の人の中には自然に無頓着の人もいるからだ。

今はまだ何の規制もないが、数年後には入島制限が始まるかもしれない。そんな記事を見たことがある。
私はもう一度行きたいと思っているのだが、まだ行っていない人の為に席を空けなければならないとしたら、潔くあきらめよう。

屋久島から鹿児島に戻る高速船「トッピー(飛び魚のこと)」から開聞岳の美しい姿が見えた。

       


そういえば、戦時中特攻の若者が飛び立って、この山に挙手の礼をして祖国に最後の別れをしたという。
そんなことを思い出したら、せつなくなってきた。
  

Posted by はづき at 15:30Comments(2)
 

2009年09月13日

九州の旅3 屋久島(2)

午前中、屋久杉の森を説明を聞きながらゆっくり歩き、午後はそのまま車で島巡りをした。
道路沿いのあちこちにパパイヤの実がなっている。遠くに見える山は、モッチョム岳か・・・。

  




途中、海中温泉があり、男の人が数人入っていた。
(白い屋根の下)








気根がたくさん伸びてジャングルのようになった猿川ガジュマル・・・。
圧倒される大きさ。









                                 大川の滝

屋久島といえば雨の日の多いところ。それを覚悟していたが、私たちが行った時は晴れていた。
このところずっと雨が降らないそうだ。やはり気候がおかしい?
千尋の滝と大川の滝を見たが、いつものような迫力がないとのこと。







海がめの産卵地、いなか浜。昨夜の産卵の足跡が生々しい。
砂はきれいな石英砂。




夕方6時半まで島内を案内していただいた。
民宿「花ごよみ」は素泊まりなので途中で降ろしてもらい、新鮮な魚料理を堪能した。
首折れサバの刺身とトビウオのから揚げと、屋久島の焼酎「三岳」のおいしかったこと!
素晴らしい一日だった。
  

Posted by はづき at 16:18Comments(2)
 

2009年09月12日

九州の旅3 屋久島(1)

九州旅行を計画している時、ネットで屋久島のガイドさんを探した。
屋久島には150人ものガイドさんがいるようだが、私たちが決めたガイドさんは大山勇作さん。この方のおかげで屋久島は非常に充実した旅となった。
詳しくはネットで「屋久島エコツアーガイド」で見ていただくとわかる。
いくつかのコースがあるが、夫の膝の不調が心配だったので、「2時間の森 散策と屋久島一周」のコースを選んだ。
大山さんの離れが民宿になっているので、そこへ泊まった翌朝8時、大山さんの車で出発した。客は私たち二人だけの贅沢な屋久島めぐりとなった。

        
                  2泊した民宿花ごよみ

大山さんの説明をメモしたものを読み返すと、あの時の感動がよみがえり、彼がどんなに屋久島を愛し、島を訪れた人々に屋久島の自然をまるごと受け止めて欲しいと願っているかがわかる。


屋久杉ランドを2時間歩く。歩きながらたくさんのお話を聞いた。
屋久杉は油分が多いので昔切った木がいつまでも腐らず、屋久杉で作られた工芸品はその時の土埋木や整理木を利用している。



樹齢3000年といわれる紀元杉・・・。紀元前からず~っとここに立っていたのだ。
お昼時になり、携帯ガスボンベで紅茶を沸かしていただく。とてもおいしかった。



動物を見つけると人は喜ぶが、鹿は植物の大敵だ。若芽を食い荒らしたり樹皮を傷つける。
これは、芦生(あしう)の森へ行った時にも、その被害に悩まされている事を聞いた。

続 く

  

Posted by はづき at 22:41Comments(0)
 

2009年09月11日

秋の映画祭


9月の第1週は、ウイルあいちで上映される「国際女性映画祭」を観るのを楽しみにしている。






毎年10枚前後の切符を手に入れるが、早くから買っておくので行けなくなる日も出てくる。
今年も観たかった作品を1つあきらめることになったが、お昼ご飯を近くの店で食べている時、相席になった見知らぬ女性にその事を話して、「ご都合がよければいかがですか?」と聞くと、手帳を見てその日は良いとのこと・・・。
切符が無駄にならずに済んだ。



上映後の女性監督やプロデューサーとのトークも楽しみだ。どんな経緯でこの映画を作ったのか、何が大変だったか、資金面で苦労はなかったか、俳優さんの探し方など・・・、画面からは見えないことが伝わり、観た作品がもっと深められてくる。







毎日異なる友人たちと感想を話しながら、満ち足りた気持ちで市政資料館を横切って家路に着いた。
  

Posted by はづき at 15:30Comments(2)
 

2009年09月07日

防災訓練

近くの小学校で行われた防災訓練に参加した。
運動場には、倒壊した家や倒木がすでに置いてある。
家の下敷きになった人形も見える。














車道をふさぐ倒木は、土木局の人がテェンソーで切り分けて取り除く。






倒壊した家屋の下敷きになった人や、屋内に閉じ込められた人を助けて手当てをする。
クレーンで家を持ち上げることも・・・。










屋上にいる人を助ける場面は、人形と消防署の人で実演・・・。やはりハラハラして見る。



                    一斉放水








          

今日は日差しが強く、テントに居る私達も暑かったが、実演された職員の方は大変だっただろう。
保健所の人からは三角巾を使った傷の手当てを教わった。


今日のような体験をしておくとイザという時に役に立つに違いないが、出来る事なら災害が起こらないように願いながら後片付けをした。
  

Posted by はづき at 17:39Comments(2)
 

2009年09月03日

九州の旅2 桜島

桜島は鹿児島港からフェリーで15分、約5,000人が住んでいる。
いつも噴煙をあげている活火山が中央にあり、大正3年の大噴火で30億トンの噴石、火山灰が流れ出て、住民58名が亡くなり、この時東側の大隈半島と繋がった。










  鹿児島の反対側から見た山              黒神埋没鳥居

私には桜島の住民は厳しい生活をしているように見える。降灰ですぐ詰まってしまうので家屋に雨どいはついていない。外にいる時に大噴火が起こったら逃げ込めるように、コンクリートでコの字型のシェルターがところどころに設置されている。


桜島の特産に枇杷があるなんて初めて知った。旅先のビタミン補給にと買ったが、甘くてとてもおいしかった。






流れ出た噴石を加工した陶器「溶岩焼」の湯のみ、急須、花瓶などのお土産もあった。






テレビの「篤姫」でしか知らなかった桜島。やはり実際に行ってみないと本当の姿はわからない。

続 く  

Posted by はづき at 21:19Comments(0)
 

2009年08月31日

誕生日

いつも忘れている自分の誕生日。

8月某日、ビアガーデンに行こうと夫が言い出した。
この日の誕生日を思い出して誘ってくれたのだ。

大名古屋ビル屋上、まだ人は少ない。
やがて日が暮れると涼しくなり、人も増えてビアガーデンらしい雰囲気になってきた。











この角度から眺めるビルが珍しい。
トヨタビルにはまだ働いている人が多いようだ。




                        

いつまで経っても、夫の口から誕生日の「た」の字も出ない。
それとなく私が言うと「ア!・・・

単に自分が飲みたかっただけなのネ。
  

Posted by はづき at 12:20Comments(4)
 

2009年08月29日

にっぽんど真ん中祭り

名古屋の夏を熱く沸かせる「ど真ん中祭り」がやって来た。

この祭りが大好きなので毎年友人と見に行っているが、土・日に用事が入ってしまったので、金曜日の前夜祭に初めて出かけた。

久屋大通のメイン会場には屋台も並んで賑やか。
舞台では去年の入賞グループが躍動的な踊りを披露していた。



日本福祉大 学生

数年前、初参加でいきなり優勝した恐るべきチームで、今年は知多の海をイメージした斬新な踊り。






鳴海商工会 猩猩

毎年、優賞か上位入賞をしている実力派。私が熱い声援を送っているチーム。


さて、今年は日福か猩猩か、はたまた他のチームか・・・。
勝負はあしたのお楽しみ!
  

Posted by はづき at 22:30Comments(4)
 

2009年08月19日

平和のための戦争展

毎年、終戦の日前後「平和のための戦争展」が催される。

これは戦争のことを語り継いだり、平和のための活動をしている愛知県内40あまりの市民団体が共同して開催している。
今年で18回目となり、名古屋市公会堂4階で展示された。

「戦友に会いに来た」と入場した高齢の元兵士は、帰るとき「泣けてくるね・・・」と涙ぐんでいた。
展示してある重機関銃を見た人は「これを担いで行ったんだ」と周りにいる人に話していた。




                                                   重機関銃








    焼夷弾

  弾頭は重くて
  持ち上がらなかった






入場する人は戦争体験者が多いので年々高齢になり、杖をついたり、車椅子に乗ってくる人が増えてきた。

それでも、中高生や若い夫婦が幼い子どもを連れて来る姿もある。
これらの若者や子どもたちに、あんな悲惨な経験をすることがないよう願わずにはいられない。


そんな思いで、今年も会場のお手伝いをした。  

Posted by はづき at 22:52Comments(0)
 

2009年08月14日

九州の旅1 鹿児島

3ヶ月前のことになるが夫と九州へ行ってきて、これがとてもいい旅だった。
いろいろインターネットを調べてみると、期間限定で「シニア65割引」というお得な航空券があった。
国内ならどこまで行っても1便 12,000円。鹿児島空港まで1日3便のうち、席の空いている飛行機ならどれでもいい。

午後の便に乗って、夕方鹿児島駅前のホテルへ着いた。
この日はちょうど土曜日だったので、鹿児島市交通局の「夜景コース」というバスが出ている。
ガイドさん付きで市内巡りを1時間・・・、料金はたったの200円!。
城山からは暗闇に桜島が浮かんでいた。





翌日、この日は夕方までに、屋久島へ行けばよいのでJRバスの「市内・桜島コース」5時間半に乗った。
鹿児島は市電が走っているが、その線路が緑の芝生で覆われている。見た目もきれいだし、街中の気温を下げる効果があるそうだ。


  










                            城山から見た鹿児島市街

続 く  

Posted by はづき at 18:26Comments(3)
 

2009年08月13日

アナログ人間

携帯電話があまり好きではない。

今日、新しい携帯電話に替えるために店頭に出かけた。これで3回目の携帯だ。前の2回とも、店先の担当者は至って事務的で説明もよく分からなかった。私の理解力が足りないのだろうと半分あきらめていた。

ところが、今日の窓口の女性は淡々としているが、順序良く、わかりやすく、こちらの質問にも実に的確に答えてくれた。
私は感動して「今日はあなたに応対してもらってよかった!説明もよくわかったし、機種(注:かんたん携帯にあらず)も気に入ったものを選べて嬉しい。」と言うと、にっこり笑っていた。

どこに居ても追跡されるような携帯電話など本当は持ちたくないのだが、公衆電話が少なくなっているし、待ち合わせでうまく会えない時には有難いと思う。

携帯のメールを送られても私はほとんど見ないので友人たちはあきれ、怒っている<メールはパソコンで送ってくださいな>
今回の携帯は、メール機能もはずすことにした。必要な時の「ただの電話」だけ・・・。
出かけている時は、町の様子や季節感、そして人間観察に忙しく、小さな器具に目を落としているのがもったいない。

根っからのアナログ人間である。
  

Posted by はづき at 22:28Comments(0)
 

2009年08月12日

おんたけ休暇村

毎年、友人4~5人と、名古屋市の宿泊施設「おんたけ休暇村」へ行く。以前は「木曽福島駅」からの送迎だったが、2年前から栄「テレビ塔」発着の企画が出来て、とても便利になった。

今年も5月に申し込んで楽しみにしていたが、そんな頃は雨が続くという長期予報だったのでキャンセルし、7月のプランに変えてしまった。
ところが5月のその日は天気続きで、私たちが行った7月は三日間とも雨にたたられた。
5月にはたくさんの花が見られたのに、何のこっちゃ・・・。












休暇村周辺には熊が出るので、散歩する時はフロントで借りた鈴を鳴らしながら歩き、所々に設置してある鐘も盛大に鳴らして展望台へ行ったが、御岳は全然見えなかった。



翌日は乗鞍高原へ、休暇村のバスで連れて行ってもらったが、時々土砂降りになるので少し歩いただけで早々にバスの中へ避難した。
サラシナショウマやウツボグサがきれいに咲いていた。










3日目は田の原天然公園へ行ったが、雨と強風で傘もさせない状態だった。しかし、いろいろな種類の松の実を見ることが出来た 。


雨にたたられたとは言え、女4人で過ごす夜は楽しい。いつも翌日のスイーツを賭けて大はしゃぎでゲームをする。
考えてみると、ず~っと今まで私はおごってばかりで、おごられたことは一度もない。「これはアタマじゃない、ウンだよ。」と慰めてもらうが・・・。
  

Posted by はづき at 16:31Comments(2)
 

2009年08月07日

剣岳 <点の記>

映画「剣岳」を封切直後、観に行った。
夫が持っていた本があったので、その後読んでみた。




  

当たり前のことだが原作と映画は違うところもあったが、私の興味を引いたのは、作者「新田次郎」が40ページもの長さで書いた「越中剣岳を見詰めながら」というあとがきだった。

これによると、山岳小説を書くようになってから、編集者から「剣岳初登頂」のことを書くよう勧められたが躊躇していると、たくさんの資料を集めてきて書くよう再度促された。

剣岳登頂のことを書くなら、何がなんでも剣岳に登らなくては・・・と、64歳にして出版社の山岳部員とともに頂上へ登り、錫杖の頭と剣の先が置いてあった場所や、玉殿、そして当時、柴崎測量官らが泊まったが今は廃墟となっている「立山温泉」を探し歩いて取材した事、測量の方法を文章にすることの難しさなどが書かれていて、本文と同じくらい感銘を受けた。

日本の山のほとんどはこうした測量隊によって初登頂されたそうである。

  

Posted by はづき at 12:56Comments(0)
 

2009年08月05日

楽しい食事作り

毎週1回、デイサービスへボランティアで昼食作りに行っている。
早いもので、もう5年になる。




若いパートさんと二人で作る。今日は25人分。
八宝菜、じゃがいものシャキシャキ炒め、煮昆布、卵スープ、
そして、おやつはワインゼリー。




定年退職した女性4~5人がボランティアとして協力し、
献立作りもする。これが大変だがやりがいもある。
メニューを持ち寄って検討する月に一度の会議がまた楽しい。
自分がデイサービスのお世話になるまで続けていきたい。
  

Posted by はづき at 22:22Comments(0)